お金のこと

結婚相談室Anela チーフカウンセラーの丸茂まり子です。

 

今回はお金に関して。

お相手を選ぶ条件のひとつに「年収」をあげる方(特に女性)が多くいます。

たくさん稼いでいる方なら生活が潤い、きっと将来も安心!と思いますよね。

 

もちろん、収入が多いに越したことはありませんが、それよりも大切なのは、

その先の「お金の使いかた」です。

 

たとえば、年収1,000万円の男性。

彼はスタイリッシュで、いつもブランド物を身に着けています。

素敵な高級車に乗っています。

アクティブで交友関係も広いので、休日にはゴルフや旅行、友人との約束で

予定が盛りだくさんです。

人付き合いも良く男女問わず人気があるので、彼氏にしたら自慢したくなります。

 

でも、

稼いだお金はほぼ使ってしまうので、貯蓄はほとんどありません。

 

こういう男性との結婚ってどうですか?

彼氏という立場なら良いけど、生活を共にする相手としては不安ですよね。

 

婚活中には、相手の収入だけでなく「お金の使い方」や「お金に対する考え方」も

確認しておくことが大切です。

 

 

また、よく話題になることで、初デートでの食事代をどうするかについて。

これは「男性が払うもの」と考える人もいれば

「自分で食べたものは自分で(割り勘)」と考える人もいます。

人それぞれ考え方が違うので、正解はありません。

ただ、お相手の価値観や考え方を理解するには、デート代の支払いをどうするかも

判断のひとつになると思います。

金銭的なことだけでなく、デートを重ねながらお互いの価値観や考え方を理解して

いきましょう。

 

ちなみに、

「初デートの食事代をどうするか」についてですが、

私個人の考えとしては、

「初デートの食事代はできるだけ男性に払ってほしい」です。

その際、食事が終わって席を立つ前に「ここは僕がご馳走しますね!」

と声を掛けてほしいと思います。

 

というのも、よくある場面として、

レジで男性が支払いをしたあと、

女性がお財布を出しながら「おいくらでしたか?」と聞く、

すると「今日はいいですよ」と男性、

女性は「すみません、ありがとうございます、ご馳走様でした」と言って

お財布を仕舞う…

 

これって本当によくあるパターンなのですが、特に最初のデートでは

お互いぎこちなくなります。

そこで、席を立つ前に男性から「ご馳走します」宣言をしていただければ

女性も戸惑うことなく「ありがとうございます、ご馳走様でした」と言えるので、

男女ともスマートな流れができると思うのです。

 

これは2回目以降のデートで、逆に女性がやっても良いですしね。

 

お金の支払いについては、金額の多い少ないに関わらず、どちらか一方ばかり

が支払うのではなく、お互いが気持ちよく出し合えるようになるのが理想ですね。